要旨：二十世紀の三十年代、日本が中国への侵略戦争を起こした。そこで、第二次世界大戦は前面的に爆発した。この戦争では、日本は大勢の人力と物力を動員して、中国及びアジア隣国に空前の災難をもたらした。

　　１９４５年、日本が敗戦した。敗戦の代償はもっと厳しかった。日本の産業と経済は、第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けて、全滅に近い状態となった。でも、現在の日本は、世界で指折りの産業経済大国になった。この５０年間で、日本の産業と経済はどのように発展してきたのだろう、また、日本の産業はその経済とどのような関係があるか、お互いに何か影響し合うところがあるか、この論文の中で詳しく説明した。

　　日本への勝利に決定的に役割を果たしたアメリカ合衆国はそれ以後の日本占領政策が、アメリカ政府の意思を中心として進められたことと深く関係している。アメリカとの二国の関係は、他の連合国と日本との関係以上に密接なものとなり、このことが日本の産業と経済に極めて大きな影響をもたらしたと考えてよい。

１９５０年に勃発した朝鮮戦争にアメリカが軍を派遣した時，占領下の日本派その後方基地として、軍需物資の調達や修理を受け持つこととなった。アメリカ軍の物資調達は大量だったので、これに応ずるために工場の建設や機械の設置、原料の輸入などが必要で、こうしたことが自然的に産業再建の機動力となった。やがて民需の中で息を吹き返すことになる。

　　１９５５年、日本はガットに加盟して自由貿易国の仲間入りをした。一年後、国際連合の加盟国となり、国際社会へ復帰した。同時に、国際的な外交、経済、文化などの面での寄与が他国からも期待されることになったわけである。

　　１９７０年は高度成長経済が最も頂点に達した時期で、GDPがドイツを抜いて、アメリカに次ぐ世界第二に躍進した。やがて国際通貨としてのドルの切り下げという問題を引き起こし、いわゆる国際経済摩擦へと発展して行くことになる。

　　第四次中東戦争が起こり、アラブ諸国の石油禁輸に加えられ、石油の国際価格が暴騰したことがきっかけで、原料石油の９９％を輸入に依存していた日本は大混乱に陥った。そのために日本中の物価が暴騰し、大インフレが始まったのである。このいわゆる石油ショックは給料に引き上げと物価の高騰という悪循環を生み、企業の倒産や退職、一時帰休などで国民を不安に陥れた。

　　貿易摩擦はアメリカとの間で特に激しく、これを和らげるため、日本はWTO規約に従い関税を引き下げ、極めて安くした。また、アメリカの厳しい指摘を受け、関税以外の輸入障壁を出来る限り取り払った。

　　どの会社も経営不振に見舞われ、設備と生産の縮小、人員の削減などで困難を乗り切ろうと努力し始めた。

　　このような情況では技術革新と経営の刷新に成功した者だけが生き残っていることだろう。

キーワード：日本　産業　経済　影響　関係

中文摘要：20世纪30年代，日本发动了对华侵略战争，第二次世界大战全面爆发。在这场战争中，日本投入了大量的人力物力，给中国及亚洲邻国带来了空前的灾难。

　　1945年日本战败，战败的代价很残酷，日本的产业和经济在这次战争中受到严重的破坏，几乎消耗殆尽。然而，现在的日本却已经成为世界上屈指可数的产业经济大国。在这50年间，日本的产业和经济究竟是如何发展的，它们之间有着什么样的关系，相互又有着什么样的影响，在这篇论文中，我做了详细的描写。

　　在第二次世界大战中打败日本起决定性作用的美国和日后在日本实施的占领政策有密不可分的关系，因此日美关系也就显得十分密切，这也决定了日本在未来的日子里产业和经济的发展。

　　1950年朝鲜战争爆发，日本作为美国的后方基地，负责美国军需物资的调配与整理。因此，需要进口与此相适的工厂建设的机械设备及原料，这成了日本产业再建的动力，民用产业的春天到来了。

　　在这之后，日本又加入了WTO和UN，在国际化的外交、经济以及文化等方面也作出了巨大的贡献。

　　1970年，日本的经济发展达到顶点，GDP超过德国，位居世界第二。但由于货币兑换率的下降，国际经济摩擦日益严重。

　　第四次中东战争的爆发使99%的石油靠进口的日本陷入了巨大的混乱，物价暴涨，通货膨胀开始了。这产生了一系列的恶循环，企业破产、退休、下岗，人民陷入了恐慌。

日美的贸易摩擦犹为激烈，为缓和摩擦，日本遵照WTO的规定，降低关税，尽量取消了进口壁垒。同时，无论哪个企业都开始着力于解决因经营不善而引起的设备缩水、生产减少以及人员裁减等问题。

　　也许，在这样的背景下，懂得技术改革和创新的人才能生存下去吧！

关键词：日本 产业 经济 影响 关系