要旨：酒文化には長い歴史がある。なぜなら人類は古くから酒を好んできたからである。世界各国に酒文化があるが、日本の酒文化は中国の酒文化の流れを汲んでいるようである。しかし、日本の酒文化と中国の酒文化は同じではない。なぜなら中国から酒文化がやって来たあと、日本の伝統文化と結びつき、日本民族の独特な気質と風格が備わったからである。

　　酒文化についての研究は日本にも中国にも多い。酒文化の歴史についてはすでに十分な研究がある。したがって本稿では日中両国の飲酒ルールを研究し、両国の酒文化を総括してみようと思う。飲酒ルールとは、特に日中両国の未成年者飲酒問題と飲酒運転問題について取り上げる。その法律や代表的な事件を比較し、両国の国民性や価値観などに言及したい。

　　酒は文化の一つであり、ロマンチックな存在である。しかし人間の自制力が欠けてしまえば酒は恐ろしいものになる。酒を飲みすぎて気分が悪くなる程度なら大きな問題ではないが、未成年者の飲酒により、急性アルコール中毒で死亡するとか、飲酒運転によって交通事故を引き起こし、罪のない人を轢き殺すこともある。これは人間の自制心と責任感の問題でもある。日中両国はこの点においてどのように違うのか、事例を上げながら分析し、日本も中国も、これからどのようにして酒による事故を防いでいけばいいのか展望を示してみたい。

キーワード：酒文化;飲酒ルール;未成年者の飲酒;飲酒運転

摘要:酒文化是酒在生产和消费过程中物质文化和精神文化的总称。日本的酒文化自中国传入日本，与日本的传统文化相互融合从而具有了日本民族独有的气质和韵味。酒文化在日本文化中占据着非常重要的地位。酒在各国的社会中扮演着十分重要的角色，在人际交往中起着润滑剂的作用。

　　对于酒文化的研究一直是众多学者研究的一个重要领域。日中两国一衣带水，友好往来，两国的酒文化既相互联系又相互影响，并各自拥有自己独特的魅力。本文旨在研究日中两国的饮酒规则，在前人研究的基础上总结归纳日中两国的酒文化，重点研究日中两国关于未成年人饮酒问题和酒后驾驶问题，分别从法律、事件、对策三个方面进行详细论述。比较之后得出日中两国的国民性的不同点，特别是两国人民的责任观有很大程度上的不同。

　　从古至今，酒在世界各国长盛不衰。酒对于人有着无穷的魅力，无论是愉悦欢喜的时候，亦或是忧愁伤感的时候，总也少不了酒的参与。也可以说，人们依赖酒。酒能唤醒人们沉睡的灵魂，也能隐藏人们片刻的哀愁。

　　酒是一种文化，是一个浪漫的存在。可是由于人们自制力的缺失，酒就成了导致悲剧的导火线。本文重点论述的未成年人饮酒事故和饮酒驾驶事故都是让人痛心的案例。其中反映出人们的自制力和责任观的缺失。把日本和中国对照比较之后，日本人的责任观远远强于中国人。要有责任感是中华民族弘扬的传统美德，可展现在我们面前的中国人的责任观如此孱弱，值得国人反思。笔者认为不论中国还是日本，都应该加强责任感的培养，形成正确的责任观。

关键词：酒文化;饮酒规则;责任