更新时间:09-12 上传会员:佩佩教授
分类:日语专业 论文字数:15931 需要金币:2000个
要旨
日本では、1990年前後から、生活空間、観光空間とまちづくりが連動しつつ発展をとげる地域が多くなってきた。小論が取り上げる奈良県奈良市のならまちが、まさにその地域の中の典型的な例である。
今まで、多くの日本各地の学者や組織などが、ならまちにおけるまちづくりについて研究を行ってきた。当地のまちづくり団体や住民も、実践的に生活空間と観光空間の融和に取り組んできた。
小論は、ならまちにおけるまちづくりと地域とのかかわりを中心に、生活空間と観光空間がどのように作られてきたのかについて研究を行う。特に、まちづくりによって生活空間と観光空間の融和、共存することを可能にした要因を見つけ、生活空間と観光空間の融和を着眼点にして、建設者ではなく、地元住民と観光客の視点からならまちにおけるまちづくりを見、まちづくりの良い点と不足を指摘し、新たな角度で、発展し続けられる個性豊かなまちづくりの方法を考え、微力ながら、日本、さらには中国の地域のまちづくりの一助になりたい。
キーワード:生活空間;観光空間;融和への取り組み;発展し続けられる空間の構築
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに-1
2. 研究の背景-3
2.1 ならまちの成り立ち-3
2.2ならまちの現況-4
3.ならまちの生活空間と観光空間及び両者の融和-5
3.1ならまちの生活空間と観光空間の多様な姿-5
3.1.1町家-5
3.1.2庚申信仰-6
3.1.3寺院、神社-7
3.1.4公共展示施設と私設博物館-7
3.1.5雑貨店、飲食店-7
3.2生活空間と観光空間の融和への取り組み-9
3.2.1まちづくりの担い手の取り組み-9
3.2.1.1行政の取り組み-9
3.2.1.2市民の取り組み-10
3.2.1.2.1奈良まちづくりセンターの発足-10
3.2.1.2.2 NPO型市民活動の多様な展開-11
3.2.2生活空間と観光空間の融和における行政と市民の役割分担と連動-12
3.2.3新旧コミュニティの連携-12
3.2.4ならまちのはっきりしない境界性-13
3.2.5地元住民と観光地としてのならまちとの距離感の短縮-14
4.今後の課題 発展し続けられる生活空間と観光空間の構築-16
4.1まちづくり型観光地において避けられない問題点-16
4.2個性豊かなまちづくりを進めていくための鍵-17
4.2.1議論の場と具体な条例-17
4.2.2地元愛による商業と文化のバランス-17
4.2.3メディアと有名人の役割-18
5.まとめ-20
参考文献-21