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分类:日语系论文 论文字数:8757 需要金币:2000个
要旨:「やはり」と「さすが(に)」は「前提」を含む副詞であり、「予想道理になる様子を表す」、「価値を再認識する様子を表す」などの意味を持っている。この2語は類義関係にあり、置き換えても意味は変化しない場合が多いが、置き換えられない場合もある。本稿は、コーパスから「やはり」と「さすが(に)」を用いた具体例を収集し、ポライトネス理論に基づき、この2語が文脈の中で果たしたポライトネスの役割に着目し、ポジティブ志向とネガティブ志向に分けて考察する。結論として、「やはり」と「さすが(に)」は本来類義関係にあるので、ポライトネス的効果も類似するが、「さすが(に)」は聞き手にギフトを与え、ポジティブ・フェイスを立てるという点で効果が顕著で、「やはり」は前提を操作することによって聞き手のポジティブ・フェイスへの侵害を軽減するという点で効果が顕著だと考えられる。
キーワード:「やはり」 「さすが(に)」 ポライトネス理論
目次
要旨
中文摘要
1.-はじめに-1
2. 先行研究-1
2.1 「やはり」に関する記述-1
2.1.1 教科書における「やはり」の記述-1
2.1.2-辞典類における「やはり」の記述-2
2.2 「さすが(に)」に関する記述-2
2.2.1 教科書における「さすが(に)」の記述-2
2.2.2 辞典類における「さすが(に)」の記述-2
2.3 ポライトネス理論の概観-3
2.4 先行研究における問題点-3
3. 考察-4
3.1 ポライトネス理論から見る「やはり」-4
3.1.1 「やはり」のポジティブ志向-4
3.1.2 「やはり」のネガティブ志向-6
3.2 ポライトネス理論から見る「さすが(に)」-6
3.2.1 「さすが(に)」のポジティブ志向-7
3.2.2 「さすが(に)」のネガティブ志向-8
3.3 皮肉的用法-8
4.-おわりに-9
参考文献-9