概要：悪魔主義の美意識で知られている日本耽美派論作家谷崎潤一郎は常に彼の作品の中で伝統的な古典美、永遠の女性美、病態の官能美を追求している。その変態だとされる描写に生まれた谷崎作品の特徴としての女性崇拝が多くの批評家の興味を引き起こす話題になっている。本論は谷崎潤一郎の小説『春琴抄』を例にし、春琴と佐助の像と性格をその小説における言葉およびストーリの発展と結びつけて分析することにより、谷崎の女性崇拝とその原因を明らかにしようと考える。

中文摘要：日本唯美主义作家谷崎润一郎以恶魔主义而闻名，他在文学创作上追求传统的古典女性美、执拗于永远的女性美以及病态的官能美。在这堪称变态的描写中诞生的谷崎作品中的女性崇拜引起众多评论家的兴趣并成为了话题。本篇论文以谷崎润一郎的作品《春琴抄》为主要的研究对象，通过对春琴与佐助的人物形象与性格的分析比较，结合《春琴抄》原文中某些文段的描述及故事的发展，来解读探析女性崇拜思想以及该女性崇拜形成的原因。

关键词:谷崎润一郎；《春琴抄》；女性崇拜；女性美

目次

概要

中文摘要

序　章　 研究目的と先行研究-1

第1節  研究目的-1

第2節  先行研究-1

第1章　 谷崎潤一郎とその作品-2

第1節  谷崎潤一郎について-2

第2節  谷崎潤一郎の作品-2

第2章  『春琴抄』の人物像および『春琴抄』における女性崇拝-4

第1節　『春琴抄』について-4

第2節　春琴の人物像-5

第3節　佐助の人物像-6

第4節　『春琴抄』における女性崇拝-6

第3章- 女性崇拝形成する原因-8

-第1節　家庭環境-8

第2節　感情経歴-8

第3節　神道における女性崇拝-9

終　章　 まとめと今後の課題-9

参考文献- 11