日文要旨:政府と宗教の関係と言えば、キーワードが二つあり、それは、複雑と微妙だ。宗教は民衆を統制する精神的な道具として、よく執権者に利用されている。一方、宗教は圧迫に抵抗する道具として、よく執権者に使われている。しかし否定できないのは、宗教は政府の発展に重要な役割を果たしている。本文では、江戸幕府時代における宗教政策を研究対象として、当時、キリスト教、仏教、神道などの宗教が如何に発展してきたのかについて述べる；宗教と民衆、宗教と政府、政府と民衆との関係を深く分析して、宗教がもたらす正負両面の影響、並びにそうした影響下における政府の統制の役割を明らかにする；最後に、現代日本人の一部の風俗習慣やライフスタイルなどを通じて、現代日本人の宗教観を更に分析する。

日本の宗教を知ることは日本人の心の考えを知ることに当るのだ。両国の文化交流の促進に役立って、早めに中日両国の友好と発展を実現するよう努力する。

キーワード：キリスト教；仏教；神道教；政府；宗教

中文摘要:说起政府和宗教的关系，有两个关键词，复杂和微妙。宗教常常被统治阶层用来作为统治人民的精神工具。另一方面，宗教也常常被用来作为反抗压迫的工具。但是不可否认的是，宗教对于政府的发展都起着至关重要的作用。本文以江户幕府时代的宗教为研究对象，对当时基督教、佛教、神道教在日本的发展进行概述；对宗教与民众、宗教与政府、政府与民众之间的关系进行深度分析，继而确定宗教所带来的正负两方面的影响以及在此影响下对政府的统治的作用；最后将通过现代日本人的一些风俗习惯和生活方式等来进一步分析现代日本人的宗教观。

了解了日本的宗教就相当于知道了日本人内心的想法。有利于促进两国文化交流，争取实现中日两国的友好和发展。

关键词：基督教；佛教；神道教；政府；宗教观

目次

中文摘要

日文要旨

始めに-1

1江戸幕府時代初期-3

1.1キリスト教の禁教-3

1.2仏教の発展と制限-4

1.3神道教と神仏習合-5

2江戸幕府時代中期-7

2.1隠れキリシタン-7

2.2黄檗宗-8

3江戸幕府時代末期-9

3.1復古神道-9

3.2国学の四大人-10

4明治時代の宗教政策-11

4.1禁教令の廃止-11

4.2神仏分離と廃仏毀釈-11

4.3国家神道-12

5現代日本人の宗教観-14

5.1現代の仏教-14

5.2宗教が生活の一部として存在している-14

5.3「無宗教」だけれど、「無神論」ではない日本人-15

終りに-16

参考文献-16

謝　辞-18