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分类:日语论文 论文字数:14770 需要金币:1000个
要旨:異なる民族文化の土から生まれた中日作家川端康成と沈従文には直接の交流と影響 がなかったが、それぞれ築いた文学世界には伝統美への回帰という共通点を見せた。 本論文は両作家の代表作『古都』と『辺城』を比較研究することによって、自然美、 風俗美、人間性、そして外来文化に対する態度などの角度から中日両国の伝統文化の 共通点と相違点を明らかにしたい。
「古都」の「古」と「辺城」の「辺」は皆現代文明と遮断されるという意味を含ん でいる。これは両作家が当時の激動的現実に直面して、心の中の平静かつ純朴な故郷 への追求の表れである。『古都』の自然描写における季節感、伝統民俗における年中 行事や着物、そして『辺城』の重要意象である「水」、賑やかな伝統祝日や苗族伝統
的求婚方式などは日本と中国それぞれの伝統文化の代表特徴であり、伝統文化独特の 風俗画を読者の目の前に呈している。外来文化への態度においては、『古都』は外来 文化を見習ってから受け入れるという日本の伝統的特徴を守るが、『辺城』は閉ざさ れた理想的空間の伝統美を通して、「都市文明」という外来文化を批判している態度 を見せた。
キーワード:『古都』;『辺城』;比較研究;伝統文化;外来文化
摘要:植根于中日不同文化土壤的作家川端康成和沈从文,虽然彼此之间没有直接的交流 和影响,但在其构建的文学世界中都展现出了“回归传统美”这一共同点。本论文力图 通过对两位作家的代表作《古都》和《边城》的比较研究,从自然美、风俗美、人情美、 以及对待外来文化的态度等角度来分析比较在传统美的表现上两者的相似点和不同点。
“古都”的“古”和“边城”的“边”都含有与现代文明相隔断的意思,这是两位 作家面对当时动荡的社会现实所表现出来的对于心中平静、淳朴的故乡的追求。《古都》 中自然描写的季节感、民俗及传统文化特写和《边城》中“水”的意象、端午节赛龙舟 以及苗族婚俗的描写,都在读者面前展现出了一幅形象而独特的风俗画。在对外来文化 的态度上,《古都》继承了善于学习并吸收外来文化这一日本传统,而《边城》却封闭 于传统,失去了向外生长的力量,并对“都市文明”呈批判态度。
关键词:《古都》 ;《边城》 ;比较研究;传统文化;外来文化