序論

　人類は長い歴史を経て、原始社会から高度発展の文明社会になってくる。女性は社会発展の中でとても重要な地位を占めている。したがって、女性の地位の変化は側面から人類社会の変化を反映している。

　現在、世界じゅうでは、各国の女性地位は徐々に高くなってくる。しかし、日本女性の地位の異常な低さ、男女差別の現状が相変わらず存在している。そして、日本社会では大問題になっている。2006年、日本の総人口の51％が女性である（１．２８億のうち、男性は約6235万人であるに対して、女性は約6542万人である）。しかし、女性の雇用者は雇用者総数の40％で、2,140万人である。女性の大学進学率は、近年上昇を続けているが、現在は31.5％（男性47.5％）今でも低い方に属している。

　それでは、どうして日本の女性の地位が低いのか。日本文化が多くの外来文化に影響されて、そのうち儒学思想はその代表としてのものである。日本の社会は男尊女卑と三縦四徳という思想の影響を受けて、女性の方がもっと深い。しかし、「儒学が日本女性の地位への影響」はさることながら、それ以外様々な原因があると思う。そこで、本稿ではその他にまたどんな原因があるのだろうか研究したい。