要旨：戦後十年の日本経済発展の原因を究明するために、45年から 55年までの経済復興期にとられた日本側の経済・財政政策と国際側の助力を分析する。それにそれぞれがどのように戦後の復興と関係していたのか、この時期の歴史的な意義を探す。経済復興にはいろいろな原因がある。日本本国の基礎と努力だけでなく、アメリカの統制や世界政治変動の影響などもある。そこで十年たたないうちに日本経済はほぼ戦前と同様の生産力を回復し、その後の高速の経済発展の基礎をしっかり作った。

キーワード：戦後十年　対日占領政策　国内の政策　戦争特需

摘要：为了弄清战后十年日本经济发展的原因，本论文分析了1945年至1955年的经济复兴期间，日本方面采取的经济财政政策以及国际方面的有力条件，以及它们与日本战后复兴之间的关系，探讨了复兴期的历史意义。经济复兴有各种原因。不仅是日本本国的基础和努力，还有美国的统治与世界政治格局的变动所带来的影响。因此在短短十年间日本基本恢复到和战前同样的生产能力，为以后的经济高速发展奠定了基础。

关键词：战后十年　对日占领政策　国内的政策　战争特需